2014年6月5日木曜日

縦書為替印‐小郵電型

今日は、小郵電型(年IIIC)を見ていただきます。
最上段は、例によって初期使用、褐色印、最終交付印、後期使用を並べました。
初期使用は、運良く魚津の明治234月印が手に入りました。昨年夏、eBayの使用済みロットに含まれていたものでしたが、やはりバイヤーの皆さん良く見ていらっしゃいます。結構値が飛びました。

町山口は、めぐり逢いが悪く明治30年代のものしか見たことがありません。

後期使用の青梅局は、これまで2枚見ています。一見、月IIK型のような配字と字体で、普段見慣れている大きな文字の小郵電とは随分イメージが異なっています。
こちらはヤフオクの拾いもの。TCEの屋号postalhistorianさん出品のロットでした。この方のはヨーロッパ(のどこか)からの仕入れ。国内初出しが多く、小さい画像を目を凝らして観察すると良いことが沢山あります。
後日御覧いただきますが、祇園町郵便電信受取所や伏見郵便電信支局、宇都宮大工町郵便電信受取所などいろいろとお世話になっています。

2段目は、私自身も納得できないまま、仕方なく並べました。大坂はもっと日付を近接させて然るべきもの。唐津ならできるだけ小郵電の後期使用を入れるべきものとは思いますが、世の中甘くはありません。

渡島の森局はきれいに並べることができました。ただ、変遷としては最も一般的なありふれたパターンです。

佐倉局は、御存じのとおり他の数局とともに、郵電分離した珍しい変遷パターンです。


【自己評価】 まあ、50点ですな。

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