2014年6月28日土曜日

縦書為替印‐神戸市内の支局

昨日は思わぬエラー訂正で一日無駄にしたような気もしますが、所詮は趣味の世界のこと。世界情勢には何の影響もありませんので平気な顔で話を進めます。

最近、「郵趣」誌上を賑わしている不届き者がおります。はい、ヤフオクに出没している2名のガキどものことです

他にも居ります。模造の手彫りを沢山出品して、「真偽の鑑定はしていません」などといけしゃあしゃあと…。

その上を行くのもおります。やらせビッドをほおり込む悪人です。
ただのチンピラ以外にも、性悪のバッタ屋まで登場しています。

こいつら、そのうちまとめて警察の御厄介になるぞ ― と思いながら私も目の訓練をしています。
本当に真偽の区別が難しいのがネギ5銭でしょうか。実に精巧な模造品があります。
故市田ドクターの本では、①中央下部の桐の葉の先端の長短、②「錢」字の点の形
が区別のカギとされています。

eBayでは手彫・旧小判の模造は当たり前になっていますし、海外の一般のゼネラルコレクターに区別を求める方が無理かも…。
先日、nystampという店がトンボの偽造を出品していました。

それだけなら日常のことなのですが、誰でもわかるような粗末な偽加刷に2ビッドはいっていました。

同じ業者が、もう一枚やや精巧なものも出品していました。それにも同じビッダー二名が札を。

以前から胡散臭そうな業者とは思っていました。

こういう偽物屋は別として、ネット販売はこちらの目違いも結構あります。
旧小判の紙質は、かなり大きな画像を出してくれていても、なかなか当たらない(=ハズレ)ものが多いですね。

先日旧小判10銭薄青の真っ白い紙があったので、「おお、エスパかひょっとしたら薄紙じゃ」と勇んで落としたら、無地紙だった…。

欲は目を晦まします。
何事にも無心で当たるのが一番かと。

毎日だらだらと駄文を書いているのは、大きい画像が画面右側のアーカイブを示す青文字に邪魔されないようにとの思いからですが、沢山は書けませんので、多少見にくいのは我慢をお願いします。

それでは、今日は神戸支局です。
役所的な順番(「建制順」と言います)では横浜支局かとも思いますが、大阪のお隣ですので。

神戸はおしゃれでどこか品の良さが漂う街です。国道2号のJR神戸駅から西の方に行くと広い道路の両側に三井商船の古いビルがあったり、勝海舟の海軍操練所跡があったりと、車で走っていて気持ちのよいものです。

そのおしゃれ心でもないのでしょうが、神戸郵便電信局のたった一つの支局 ― 兵庫支局の縦書印は「支」抜けから始まります。

その後、月型に変わってもまた「支」抜けが出現。さらに月II Kという風変わりなものまで。

極めつけは、猪野さんが発見された「神戸市」入り年II C1でしょうか。

どう見てもそれとしか思えないものを赤二で持っています。


リーフでは、御本家の10銭と並べて比べています。

そして、この消印の前後に使用された年II Kは同じ印影です。(リーフ上段右)

おまけみたいな位置づけしかありませんが、明治35424日付けの菊3銭をリーフ最下段の締めとして入れています。

兵庫局は、何かと人騒がせな形式の消印が多いのは何故でしょう。
この後の丸二型日付印でも局名に入っていた「神戸」を削ってみたり、最初から本局名「神戸」の入らない大きな文字の「兵庫」を誂えたり ― と好き勝手、自由闊達に営業したはります。

この後、明治364月に通信官署官制が施行されると同時に、消印は監督局で調製することとされたのでなおさら細かいことを言われない状態になります…。

丸二型日付印を使わなかったのか、並用したのか、日付印の形式は気にしなかったのでしょうか。


同名の越前兵庫局は遠の昔に無くなっていますので、間違いなく神戸兵庫郵便電信支局です。

リーフです。


【自己評】 このリーフも、私としてはがんばった方です。年型の「支」抜けは難しいです。
II C1は、赤二のグラシン袋から偶然発見したもので、どこで入手したものやら。
これで一生の運を使い果たしたのかも…。

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