2014年5月31日土曜日

縦書為替印‐大IIIK1

ブログ初デビューです。
本来未完成のリーフなど公開するものではありません。しかし、切手展出品など望むべくもない水準のままひっそり終わるのも寂しいので、この際厚かましくブログで公開してしまえ…と悪魔が囁きました。




諸先輩の方々、どうか一言でも御批評・御指導をお願いします。


まず、ここ数年気張って集めております縦書為替印のリーフを順に御覧にいれます。
まずは、第1ページに当たる大IIIK1型からです。




1行目は、初期使用と褐色の後期使用。初期使用は明治23年4月10日ですので、ベストテン入り確定です。
2行目は同一局のタイプ変遷。寿都(すっつ)局は名前も読み方も初めて知りました。
3行目は小倉局。この局は月型時代の明治31年に電信局に郵電合併されたようです。ブランクが2枚もありますが、褐色から黒色への変更がどのタイプで行われたか分からないままです。
4行目は穴水局。大型からいきなり月型に変わったようです。大型と月型の日付をできるだけ近づけるのがミソですが、いや中々…。右下隅で遠慮しているのは同じ仲間の片上局。リーフを拵えたあとで集まったので仮住まいです。

【自己評】 初期使用の江戸崎と使用期間の短い土浦の大型印とは、自分でも満足。
隣の寿都は、大IIIK1⇒年IIIC⇒月IIK ― と土浦と同じ経過をたどるので、できれば他の変遷パターンを入れたいところ。
穴水・片上は、月型の郵電局表示もほしい … と限がありません。