丸二シリーズを続けるために東京の丸二エンタを整理していましたら、面白いものを見つけてしまいました。
リーフを御覧頂ければお判かりいただけると思います。
今まで印軸の外径は、7.6分(=23.03mm)と8分(=24.24mm)とがあると書いてきました。
そのとおりではあるのですが、ここに示したエンタは、外径が8.2分(=24.85mm)あります。
この2通以外で私の持っている同じタイプは、多少ふらふらながら 38 -12 -29 后 7 .10 の一点だけです。
「わずか3枚のデータで何を言うか」とお叱りが有るやもしれませんが、3枚とも他の8分環とは判別が可能なのです。
したがって、新種として登録しておきます。(言うたモン勝ち…)
私は、外径3種の判別は、
7.6分環 定規測定で23mm付近(23.5mm以下)
8.0分環 定規測定で24mm以上
8.2分環 定規測定で25mm以上
としています。
なぜこんなものが出現したのかは判りません。
あるいは、印軸が破損しかけて0.1分幅のタガを嵌めたのか、追加/交換で新種を作ってしまったのか、いずれかでしょう。
他の局では見かけませんので、正規のサイズ変更ではなくその場しのぎの1本と思われます。
【自己評】普段なら、エンタの差出人やら、絵葉書の裏やらいろいろと関係の無いことを書き込みたかったのですが、このリーフはこのでかい新種を強調するために、余計なことは一切省いてみました。
葉書の方は印影が立派である以外は折り目やシミが有るなど、二級品扱いですが、実は鉛筆書きです。
裏も、当時流行りの芸妓の写真をカットの中に嵌めこんでいます。
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