2015年6月3日水曜日

丸二型日付印 ‐ 東京16郵便電信支局/東京市内16郵便局 (2)

東京支局(市内局)の2回目です。

前回書きましたように明治35年以降は、外径8分/3駒型/小数が登場してきます。
しかしこの明治35年に限って言えば、セットで三拍子揃ったものは、なかなかお目にかかれません。

むしろ、従来の小さい外径(7.6分)のものに3駒型日付を詰め込んだものが普通に見られます。
時刻部については、当然ながら分数より小数表示の方が多いようです。

110余年の歳月を経て残った遺産を見れば、郵便局員は実に生真面目に公達を墨守していたことが判ります。

そして、月日が流れてようやく本来の外径8分/3駒型/小数が主流となるのが2年ほど後のことでしょうか。

リーフを御覧ください。





































































【自己評】
こういう議論をするからには、さらに満月印を充実させなければいけないのですが世の中なかなか思うようにいきません。つらいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿