2015年5月2日土曜日

丸二型日付印 ‐ 東京郵便電信局/東京中央郵便局/東京郵便局

投稿の仕方を忘れてしまうくらい久しぶりの更新です。

一昨日、有馬に行ってきました。
切手文化博物館が開設10周年を迎えられ、記念の特展が催されています。

金井コレクションを拝見するのは二度目ですが、とにかく疲れます。
さすがに本邦郵趣界のジャイアントです…。
手彫などは私には元来縁のない世界で、旧小判との混貼カバーのリーフを見たとたんに、ホッとしました。
貧乏症も、ここまでくれば大したものです。

それでも私ごとき素人にでも判る、夢のようなマテリアルの連続。
気に入ったエンタやシートを腰かけてゆっくり眺める椅子が欲しかった…。

我が国の博物館で、展示物をうっとりと眺めるための椅子を置いてくれているのは見かけたことがありません。
地元京都の国博でも、特展に行こうものなら週日にもかかわらず人の山。
椅子を置けるわけがないのは判ります。

とにもかくにも、有馬の博物館さんには、開設10周年のお祝いと貴重なコレクションを拝見させていただいたお礼とを申し上げます。

さて本題ですが、先に色々と並べたてました縦書為替印と同様、御覧に入れますものは、もとより教科書をなぞっただけの ―或いはなぞりきることもできない― 未完コレクション。

こんな展示の仕方やあんなレイアウトはどうだろう…みたいな「練習帖」に過ぎません。

で、まずは大事なインフォメーションを。

丸二の教科書といのは、本池悟さんの「詳説 丸二型日付印」しかありません。
しかも、入手できません。

しかし、救世主がおわしました。
国立国会図書館です。
鳴美さんは、しっかりと献本制度を守っておられます。
以前にも書きましたが、国会図書館には「駅逓」の年ごとの合本があります。

19巻の第5号と第6号に、IIIとに分けて上記のタイトルで掲載されていますので、コピーサービスを依頼すれば10日前後で入手できます。
お値段は、コピー代と送料のみで2,000円も要りません。後払いです。お得です。

私のリーフに取り掛かります。
タイトルリーフが必要ですが、未完成です。

いきなり、1ページ目ですが、いきなり穴だらけです。













丸二の年賀状は必須アイテム ― 承知してます、ハイ。

赤二の方は、日付の「3」の右隣にわずかに「0」の片鱗が見えるということでご勘弁ください。
3年前にクロアチアの方から落札したものです。赤二の大量のロットでほとんど無競争。
設定されたリミットが良いお値段でしたが、十分に引き合う程度。

【自己評】
世の中には、12月付けのエンタもあるそうな…。
掘り出しだけでは、コレクションは難しいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿