2015年11月7日土曜日

丸二型日付印 ‐ 横濵 長者町局/櫻木局                     附 横濵郵便局 補遺―8分環

前回投稿から間があきました。長者町局と櫻木局とです。
今回の投稿タイトルは局種を付けずに局名だけにしました。

櫻木局は、明治37年に無集配の郵便局に改定されるまでは丸二型は使用されなかったようです。
丸二時期の局の呼称は「横濵櫻木郵便局」のみで変化はありません。

後期の使用開始ということもあり、印軸は8分環のみしか目にしていません。

長者町局はやっかいです。丸二型を使用した期間に
横濵郵便電信局長者町郵便支局 ⇒ 横濵郵便電信局長者町支局 ⇒ 横濵長者町郵便局
と三とおりの名前があります。

しかも、郵便支局としての使用期間は最も多く見積もっても5日間。

印影には何の影響も有りませんが、初期使用でもあり何としても入手したいものです。
8分環の使用は不明です。(確定できるような印影を持っていません)







































































もうひとつ、大事なお知らせです。
先の投稿で横濵局の8分環は無いかもしれないと書きましたが、見つけました。

しかも、結構早い時期の使用データです。



































こういうときのエンタはありがたいものです。全影が出ます。
差出は前にも登場した合名會社茂木商店 ―裏判も前回のと全く同じ。

宛先の七曜星社については、リーフには地元の商業紙と書いてしまいましたが、共同出荷組合だったようです。

時刻無しの25錢の方は縦に裂けています。接合が下手なのではなく、消印の印影を合わせるとこうなります。(― つまり裂けた切手を式紙に貼って使った)
もとより疵切手ですので、リーフに貼るべきではないのですがこれしか持っていません。





































































【自己評】いずれにしてもデータの少ないのは、どう捻くり廻してみても面白くありません。
こういう数少ない局を沢山集めるのが、私のような素人と本物の大家との差なのでしょう。
まだまだ精進せねばなりません。

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