2015年10月23日金曜日

丸二型日付印 ‐ 横濵郵便電信局/横濵郵便局 (3)

前回投稿の予告に反して、この投稿も横濵局の続きにします。
横濵局発着の葉書があったのを忘れていました。

居留地内の発着で、御覧のとおり随分あっさりとした宛名書です。
住所は、「N180」。

N」は山下町のようです。居留地としての山下町の後に設置された山手町(山下町の南側)と区別するために付けた符号と思われます。

葉書の文面もあっさり。今も東京にある「ドイツ語福音教会」の前身から発せられた礼拝の案内です。

興味を持ったのは、礼拝の時刻が「10  1/2」となっていることです。
確かに英語もドイツ語も時刻の表現に "half" , "quarter" を使用しますが分数表記は初めて見ました。

本池さんも丸二初期の時刻分数表示について「このような発想はどこから生まれたのか」と訝っておられます。

でもこれだけでは「  /6」という表記があったことの根拠にはならないですね。まあ、こんな書き方も有った ―くらいなことでしょう。

先述の東京のドイツ語福音教会のサイトを拝見しますと、牧師さん Dr. Hans Haas さんは1909年までお務めだった方のようで、当然葉書の文面と符合します。

礼拝の時刻は、今も10時半からでした。

リーフです。




































































【自己評】同一局発着の葉書をたくさん集められるとよいのですが、当然限りがあります。判断できるのは、結束や伝送便についての全貌のごく一部…。
多分、午前中の状況はこの先も解明できないかも。
それでも、いくつかのデータが集まれば推測くらいは ―ただの希望です。

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